病院の紹介

理念と基本方針

理念

  1. 私たちの病院は、医療・保健・福祉をとおして地域社会へ貢献します。
  2. 私たちは、病院での仕事をとおして自己を高めます。

基本方針

  1. 患者中心の医療・福祉を推進します。
  2. 医療の質の向上をめざします。
  3. 地域との連携を進めます。
  4. 糸魚川地域の急性医療をにないます。
  5. 健全経営を行ないます。

患者様の権限尊重

私たちは、患者の皆様の人格と価値観が保たれるべく、下記の権利を尊重します。

  1. 適切で良質な医療を受ける権利
  2. 自己決定の権利(治療計画立案に参加し、決定することができます)
  3. 情報を得る権利(医療側への質問や情報公開を求めることができます)
  4. プライバシーが保障される権利(個人情報やプライバシーが厳正に保たれます)
  5. 選択の自由の権利(医療行為の選択はもちろん、病院の選択・変更ができます)

救急医療

たらい回しの隙はない

 糸魚川市内の救急患者は、その90%が当院に搬送されます。救急患者総数は約1万人/年、救急車受け入れは1500台を超えます。増加する患者に対応するため、1次救急医療は市内の開業医がローテーションを組んで病院内で診療を行っています。2次救急医療は院内医師がトリアージを行い、各科専門医に振り分けていくシステムをとっています。この中に、救急医療の専門家として富山大学救急部医師も参加しており、さらにこの4月からは、近隣病院の閉院に伴って不在となっていた循環器救急も医師4名で開始されています。
 月2回程度の当直業務が課されますが、研修は1次から、2次におけるトリアージ、専門医での治療にいたる一連の流れのなかでおこなわれます。当院の充実した救急医療体制は、研修の実効性を上げることでしょう。

標準医療

確実性と地方独特の工夫

 糸魚川市は大きな都市から距離があるため、いわゆる標準医療といわれるものは可能な限り院内で行われています。たとえば、内科では心カテーテル治療、腹部血管カテーテル治療、ラジオ波、さらに内視鏡手術などが安全に推進されています。外科では腹腔鏡下手術はもちろん、通常、都市部の大病院でおこなうと思われているような肝門部胆管癌に対する大手術などもおこなっています。同様に整形外科では人工関節が多く、眼科ではレーザー治療が、耳鼻咽喉科では地域性を考慮して日帰り手術がおこなわれています。脳外科ではクリッピングが夜を徹して行われることもあります。
 また、ここには都会とは異なった問題があります。たとえば山間部の多い地域で交通手段が少ない現実は、標準とみなされている外来化学療法が成り立たないことを意味します。入院で行う必要があるのです。この病院では田舎だからこそ行わざるを得ない、確実な標準治療とそれを地域にあわせようとする努力を学ぶことができるでしょう。

無医村医療

ドクターコトウ的な経験

 当院では、糸魚川市街地を国道148号線で南下した長野県境にある小滝、平岩といった地域に診療所を併設しており、それぞれ毎週1回ずつ出張診療を行っています。10人前後の比較的状態の安定した患者を診療所で診察したり、各家庭まで往診したりしています。将来、無医村や離島などでの医療を考えている研修医には希望に応じて当院の小滝、平岩診療所での研修をサポートし、病院に勤務しながら実際の無医村医療を経験できる機会を提供します。