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私たちは、患者の皆様の人格と価値観が保たれるべく、下記の権利を尊重します。
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たらい回しの隙はない
糸魚川市内の救急患者は、その90%が当院に搬送されます。救急患者総数は約1万人/年、救急車受け入れは1500台を超えます。増加する患者に対応するため、1次救急医療は市内の開業医がローテーションを組んで病院内で診療を行っています。2次救急医療は院内医師がトリアージを行い、各科専門医に振り分けていくシステムをとっています。この中に、救急医療の専門家として富山大学救急部医師も参加しており、さらにこの4月からは、近隣病院の閉院に伴って不在となっていた循環器救急も医師4名で開始されています。
月2回程度の当直業務が課されますが、研修は1次から、2次におけるトリアージ、専門医での治療にいたる一連の流れのなかでおこなわれます。当院の充実した救急医療体制は、研修の実効性を上げることでしょう。
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確実性と地方独特の工夫
糸魚川市は大きな都市から距離があるため、いわゆる標準医療といわれるものは可能な限り院内で行われています。たとえば、内科では心カテーテル治療、腹部血管カテーテル治療、ラジオ波、さらに内視鏡手術などが安全に推進されています。外科では腹腔鏡下手術はもちろん、通常、都市部の大病院でおこなうと思われているような肝門部胆管癌に対する大手術などもおこなっています。同様に整形外科では人工関節が多く、眼科ではレーザー治療が、耳鼻咽喉科では地域性を考慮して日帰り手術がおこなわれています。脳外科ではクリッピングが夜を徹して行われることもあります。
また、ここには都会とは異なった問題があります。たとえば山間部の多い地域で交通手段が少ない現実は、標準とみなされている外来化学療法が成り立たないことを意味します。入院で行う必要があるのです。この病院では田舎だからこそ行わざるを得ない、確実な標準治療とそれを地域にあわせようとする努力を学ぶことができるでしょう。
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ドクターコトウ的な経験
当院では、糸魚川市街地を国道148号線で南下した長野県境にある小滝、平岩といった地域に診療所を併設しており、それぞれ毎週1回ずつ出張診療を行っています。10人前後の比較的状態の安定した患者を診療所で診察したり、各家庭まで往診したりしています。将来、無医村や離島などでの医療を考えている研修医には希望に応じて当院の小滝、平岩診療所での研修をサポートし、病院に勤務しながら実際の無医村医療を経験できる機会を提供します。