

昨年、県の認知症実践者研修を受講しました。実践者研修は、介護従事者の専門職として認知症介護を展開できる実践的な能力を現場で発揮できることを目的としており、三ヶ月の長期間の研修でしたが、これまでの認識や介護観を変えたターニングポイントとなった研修でした。
認知症介護で最も大切なことは、「尊厳を守ること」です。一方的な思い込みでの過干渉なケアや、認知症状だけにとらわれるのではなく、「1人の生活者」として接し、背景を知り、残存能力を活かすことで、「尊厳を守り、その人らしい暮らし」へのサポートになることを学びました。
それぞれの暮らし、人生を経た方たちと今日も私たちは出会います。これからも入所者の皆さんの「今」を大切に、そして「普通」の感覚を忘れずに、介護の現場に携わっていきたいと思います。