ワルツのオープン・インピタスからウイーブをして、ナチュラル・ターンに入るつなぎが、アウトサイド・チェンジなのかシャッセ・フロム・PPなのか、うちのリーダーと踊っていて分からないのです。(要はPPなのかクローズドなのか)これって、ダンスのリードの基本中の基本? リードが伝わらない度に、リーダーはガッカリしている様子。リーダーの話によると、パーティーで女の人にクローズドで仕掛けようとしたら、多くの人は先に動いて開いて(PP)しまうそうですね。競技ダンスでは自分達のルーティンが決まっていて、次の足型は何がくるのか女子は分かっています。リーダーがその通りに踊ってくれたら問題ないのですが、試合中に対戦相手とぶつかりそうになった時、とっさに足型が変わることがあります。
「この人(リーダー)、何をしようとしているの?」
そんな時、自分はパニックになることも…。
高田のダンススクールでの、カップルレッスンにて。
パートナー:「先生、リーダーのリードが分かりません。」
コーチャー:「池田さん、待っていれば良いのです。」
パートナー:「リードが感じられません。」
コーチャー:「それはあなたがリードよりも、先に動くからです。」
待つは美徳? ボールルームダンスでは、女子は男子よりも先に動いてはいけないのでした。はい、リードを感じてきっかけをもらうまで、自分は動きませぬ。コーチャーの仰せの通り、リードを待つパートナー。リード、いつくるの? リーダーからのリードを待っていたら、動きが止まってしまいました。次にどんなステップがくるの? 待っていたら、いきなりリーダーに足を踏みつけられました。(涙)
パートナー:「痛いっ!」
コーチャー:「あなたは次のステップが何か分かって踊っていたので、この人(リーダー)は仕掛けることが覚えられないのです。」
うちのリーダーが上手くリードを伝えられないのは、パートナーの責任だったの? まるで自分が悪者。(オトコがダメなのは、オンナのせい?)
コーチャー:「手と足だけ使ってもダメです。ボディ全体を使わないと、相手にリードは伝わりません。」
コワい顔で、コーチャー(女先生)はリーダーに力説。
先日、約半年ぶりに砺波のダンスホール『銀の花』のダンスパーティーに参加しました。いつも踊っているうちの人よりも、パーティーダンサーの方が、リードが伝わるのはなぜ? そこでは初対面の人や普段踊らない人を、踊らせなければなりません。銀の花のミキシングでは笑顔になれます。次にどんなステップがくるかしら? 自分から先に動いちゃダメ。私、何されるの? ドキドキ、ワクワク。ワルツのレフト・ウイスク、伝わりました! タンゴでは、競技では使わない、教わってもいない足型を踊らせてもらえます。これって、サイコー!(笑)
リーダー:「成子さん、ミキシングでは他の人と綺麗に踊っているね。」
パートナー:「待っているの。リードが伝わるまで。」
リーダー:「……。」
著者 眼科 池田成子
